ラオス勉強会 〜ラオス文学者兼図書館活動家・安井清子さんを招いて〜

2020/12/17

今日のミーティングでは長年ラオスの教育に従事している関谷さんのお力のおかげで、現在ではラオスに居住するモン族の民話を研究、また、図書館の運営支援を行っている安井清子さんにお話しを伺うことができました。

安井さんがラオスでの活動のきっかけとなったのはタイの北東部での難民キャンプでモン族との出会いだそうです。文字をを持たないモン族には、多くの民話が口承で語り継がれています。安井さんはその多くの民話に魅了されながらも、それが時の経過とともに失われてしまうことが「もったいない」という思いから、カセットテープを片手に民話の記録を始めたそうです。

そんな思いの矢先、寄付をきっかけに図書館建設を志すようになったそうです。安井さんが図書館活動をする動機には、識字教育というものが必ずしも中心にあるのではなく、辛い現実に遭遇しているこどもたちが、本の中に広がる別の世界を通して、夢や異なった価値観を培って欲しいという思いがあります。特に印象に残った内容は、安井さんの図書館を利用していたこどもが成長して、図書館運営に携わっているということで、図書館活動がこどもに与える影響の大きさというものを実感させられました。

私たちも、一昨年、2019年にラオスのヴィエンチャン郊外に図書館を無事建設することができました。まだ運用が開始されてからまもなく、日本からラオスにある図書館を運営することの難しさを実感する日々であります。安井さんの経験を元に、私たちもこどもに夢を与えられるような図書館運営を目指してまいりたいと思います。

全体の集合写真

「ラオス勉強会 〜ラオス文学者兼図書館活動家・安井清子さんを招いて〜」への1件のフィードバック

  1. 来月からラオス語のブログを始めようと、現在準備しているものですが、ウエブサーフィン中のこのサイトに出会いました。
     私も、書籍との出会いに恵まれない国々の人達のために図書館を作る発想はJICAのシニアボランティアに応募したときから、ラオスの大学には私の所有する書籍よりも少ない本しかない事に驚きました。実際書籍を日本から外国に送るには相当な金額、その本の管理に手間と時間がかかるので、ネットでの図書館を計画しております。しかし、実際その際の問題点は、著作権の問題がありますが、日本でも特定の図書館にはコピーをすることを許されている事例がありますので、このことを利用して進めたいと計画をしております。現在、私はタイに住んでおりますが、私が協力出来ることが有りましたら、参加させていただきたく思います。よろしくお願いいたします。

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